家庭用脱毛器で脱毛し、毛がない状態になればそれで終わりというものではありません。

脱毛サロンなどでケアを受けた場合、施術の後は専門のスタッフがアフターケアもきちんと行ってくれますが、家庭用脱毛器を使って自分で脱毛ケアを行った場合、当然アフターケアも自分で行う必要があります。

まず、ケアで最も重要となのは「保湿」です。家庭用脱毛器を使って脱毛した後の肌は、通常の状態に比べかなり過敏な状態になっており、肌そのものも乾燥しています。

そのため、脱毛を行った後はとにかくしっかりと保湿をすることが大切です。

保湿の方法としては、通常のスキンケアで使うような化粧水などを使う方法の他に、保湿クリームを使うという方法も効果的です。

美白系の保湿クリームを使うことで、色素沈着などの肌トラブルを防ぐこともできます。

また、保湿する方法としてはこの他にも美容加湿器を使うというものもあります。

保湿と共に重要となるのが肌の冷却です。

光脱毛の場合は、肌にはほとんど熱を持たない状態ではあるものの、それでも冷却をしなくても良いというわけではないのです。

そして意外に忘れられがちなのが、「必要以上に触らない」という点です。

脱毛ケアを終えた後の肌というのは、とにかくデリケートな状態になっています。

ケアが終わると肌がツルツルの状態になっていますので、ついつい触ってみたくなるものですが、それでもむやみやたらと触ったりせずに肌の状態が落ち着くのを待ちましょう。

せっかく脱毛器を使ってきれいな状態になったのですから、こうした点にしっかりと気をつけて、肌の状態を整えておきたいところです。

脱毛部位と脱毛コースとの関係

ワックス脱毛は、肌に優しく、しかも安全性の高い脱毛方法と一般的に言われておりますが、その主なそのメリット、デメリットは次のようなものです。



■メリット



・毛根からの脱毛なので毛の再生が遅いため、一般的に10日～2週間くらいで少し毛が生えてきます。全て生え揃う期間は1ヶ月～２ヶ月程度です。



・カミソリ負けでお肌を傷めることがなく、しかも、施術後は柔らかい毛が生えてくるのでチクチクしない。



・皮膚の余分な角質も一緒に除去出来るために、お肌がすべすべになる。



・回数を重ねるにしたがって毛が細く、かつ弱くなっていきます。中には毛が生えてこなくなる人もいます。



・ムレや匂いが気にならず、しかも、衛生的です。



・セクシーな下着や水着を、はみ出しを気にせず着用できます。



・レーザー脱毛では難しい、粘膜部分や細毛も短時間で綺麗に除去できます。



・レーザー脱毛や光脱毛では処理できない白い毛も綺麗に脱毛できます。



■デメリット



・永久脱毛ではないため、定期的な手入れが必要になります。間隔は6週間～2ヶ月ほど。



・毛を一気に抜くので、多少痛みや皮膚へのダメージがある。



・施術後は、赤みが残ります。目安としては早い人で3時間、遅い人で2～3日程残ります。また、冷やしてあげると赤みが引くスピードが早まります。



・瞬間的に痛みはありますが、それもレーザー脱毛ほどの痛みではありません。



・敏感肌や皮膚の弱い人は、皮膚を傷めるおそれがあるので注意が必要です。

ムダ毛の自己処理法

女性はムダ毛の処理をきちんとしてつるつるの肌をしているのが、当たり前のようになっております。


電車に乗って座席に座っていると、つり革を持っている女性のワキや腕・ヒザ下などについつい目線がいってしまいます。


そんな時、こうした露出部分にムダ毛があると、どんな美人でも幻滅してしまいますよね。特に、ワキのムダ毛は良くめだちます。


どんなにブランド品で着飾っていても、どんなに高級な化粧品を使って化粧をしていても、ムダ毛がちょっとでも見えてしまったら、それこそ、百年の恋も一瞬にして醒めてしまいます。


その場に居合わせている人々に不快感を与えないためには、TPOに合わせてお化粧やオシャレをする必要がありますが、それと同じように、ムダ毛はしっかり処理して
周りの人に不快感を与えないことが、最低限のエチケットになっているのです。


また、最近では、美意識の高い男性もムダ毛の手入れをするようになってきています。不潔さを感じさせないためにも、男性もムダ毛を処理することが求められているのです。


脱毛エステでの光脱毛の注意点

医療機関や脱毛サロンで行われる専門家による施術の代表的なものには、「レーザー脱毛」、「光脱毛（フラッシュ脱毛）」、「ニードル脱毛（針脱毛）」などがあります。


レーザー脱毛は主に医療機関で行われる施術方法です。これは、毛に反応するレーザー光を使って発毛の指令を出す毛根と幹細胞のあるバルジ領域（毛隆起）を破壊するものです。



レーザーはピンポイントで照射されることから、一度に施術できる面積は狭くなります。


また、黒い色素(メラニン)に効果集中するように波長を調整しているため、白髪や色素の薄い毛は効果が薄くなりますし、日焼けしていると、皮膚が反応してしまうため肌を焼いている人は施術できません。



さらに、シミ、アザ、ホクロも色素があるために反応して、やけどする危険があります。



光脱毛（フラッシュ脱毛）は、光を肌に当てて、光のエネルギーで毛根を破壊するものです。


レーザーよりも効果は劣りますが、広い面積を一度に施術することが可能です。また、レーザーに比べ出力が弱いため、肌への負担が少なく、痛みも少ないのが特徴です。


ただ、レーザーと同様、細い毛や色素の薄い毛にはあまり効果がありませんし、ホクロや傷など色素にも反応するので注意が必要です。



ニードル脱毛（針脱毛）は、毛穴に差し込んだ針から電流を流し、毛根を一つ一つ破壊していくというシンプルな方法です。



高い効果が期待でき、色素沈着を起こしている皮膚でも施術が可能ですし、埋没毛やバストトップ微妙な部位など、レーザー脱毛が苦手とする毛にも効果があります。


毛穴に針を差し込むのは、それほど痛みを感じませんが、電気を流した時は、他の施術方法に比べて強い痛みが伴います。



また、ある程度毛を伸ばしていないと施術できない上に、毛穴一つ一つを処理するので時間がかかります。


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